2019年9月11日（水）、東京都新宿区の関東ITソフトウェア健康保険組合 市ヶ谷健保会館にて、「Robotic Solution『XiCRO-WEB』紹介セミナー」を開催しました。

冒頭の開会挨拶は、弊社営業本部　本部長の川西誠より「iPhone11」のカメラが３つ付いた画像が投影され、「３つのセッション」として本日のセッションを、「３つのシナジー」として弊社の関係企業を、そして最後の「３つ」は後のお楽しみとして紹介されました。

最初のセッションは、技術支援本部 プリセールスチームの立石博基が「nexacro platform＆XiCRO-WEBの紹介」と題して語りました。

まず、本日のメインである「XiCRO-WEB」とは何か。
“既存のWebシステムの情報を「WEBスクレイピング」技術により取り出し、その情報を利用したマルチ環境対応の「新たな画面」を作り出す”ものです。

既存WEBシステムにおける課題は、
・動作環境が制限されている
・APIが非公開
・プログラムがスパゲッティ化
・パッケージ製品で機能拡張できない
など、既存システムに手を入れられない／入れたくない、しかし、モバイルへの展開をしたい、別システムと連携したい、といったものがあります。XiCRO-WEBはこれを解決します。

そして、画面構築および実行環境である「nexacro platform」が紹介されました。「nexacro platform」で構築された画面は、マルチプラットフォーム対応が必然として実現されます。

デモとして、販売管理システムでの「受注」「発注」「在庫」といった分離された機能を「XiCRO-WEB」で一括閲覧するケースが紹介されました。

技術を踏まえた分かりやすい説明で、皆さま納得されていました。

休憩をはさみ、営業本部の田（ジョン）より、製品事例についてセッションがありました。事例内容はここでは割愛しますが、グローバルでの導入実績11,000件以上の中、国内と国外で分けて多くの事例が紹介されました。

そして、3つ目のセッションとして営業本部の増田賢一より「パートナー制度について」として、説明がありました。

弊社は2005年設立ですが、14年に渡るパートナー様とのお付き合い、大手企業も含めて歴史の中でのパートナー増加がスライドに良く描かれていました。

また、CSPやCTPなど、各パートナー制度の内容が説明され、最後に「パートナー制度の将来像」として、昨今の技術者不足をいかに解消していくかなど、弊社とパートナー様の連携強化、また、パートナー様同士の連携強化を訴えました。

本セミナーの締めくくりに川西が再度登壇し、後に残した「３つ」は、ライセンス販売、技術支援、開発支援として、新たに入社した営業本部コンサルティングチームの鹿島真一を紹介し、今後コンサルティングを強化していくことが発表されました。

第二部の懇親会も多いに盛り上がりました。
アンケートにおいても、「良かった」との声が多く、実りあるイベントでした。