他に類のない“レガシーWeb”モダナイゼーション
「XiCRO-WEB」とは?
既存のWebシステムの情報を「Webスクレイピング」技術を利用したロボティック動作により取り出し、新たな画面を「nexacro platform」により作り出します。 既存Webシステムのソースコードには手を入れない(ノータッチ)、ロボティックソリューションです。
- スマートデバイスなどの最新環境に対応
- 複数のWebシステムをポータル化
上記を実現します。
なぜ、ソースコードに手をいれず対応できるのか?
その秘密は「Webスクレイピング」の仕組みにあります。
「Webスクレイピング」とは?
スクレイパーという用具(右図)があります。スクレイプ(scrape)とは、「こする」「磨く」といった意味、スクレイピング(scraping)は「こすりとる」「こそげとる」と言った意味です。
「Webスクレイピング(Web Scraping)」とは、Webシステムの画面情報から必要な情報をこすり取ってくること。具体的には、HTMLのタグを検索して、そこから必要なデータを取ってくることです。このデータを活かせば既存のWebシステムに手を入れずに新たな画面やシステムを構築することができます。
「XiCRO-WEB」構成と動作概要
1、利用者のアプリケーションからの起動により、XiCRO-WEBサーバー上のスクリプトを実行。
2、スクリプトにより、
(1)既存Webシステムにアクセス
(2)HTML解析&目的データ抽出
(3)抽出データを配信
3、抽出データをnexacro platformにより構築されたシステムに融合
「XiCRO-WEB」の特徴
1、既存システムに手を入れない(ノータッチ)
- 設計書がない
- 設計書と実プログラムが乖離している
- 構築したベンダーがいない
- プログラムがスパゲッティ化している
こうした実態であっても、既存システムに手を入れず“活用”します。
既存システムの必要な情報を取得するには、そのシステムにログインし、ページを遷移します。これをロボットにより自動化し、必要情報をWebスクレイピングにより取得します。
2、モダナイゼーションの実現
古いHTMLでのシステムやデスクトップPCにしか対応していないシステムであっても、UIのリッチ化/スマートデバイス対応/ポータルサイト化を実現します。
3、「nexacro platform」によりマルチプラットフォームに自然対応
デスクトップPCでしか動かないシステムが、マルチプラットフォームに対応したシステムに進化します。